ドレスコードに特にご注意ください:
劇場の品位にそぐわない服装と判断された場合、入場をお断りすることがあります。その際、チケットの払い戻しはできません。ショートパンツ、タンクトップ、ビーチサンダル、ビーチウェアでのご来場はご遠慮ください。客席内での飲食は禁止されており、ヘルメット、キャリーケース、ガラス製品の持ち込みもできません。
* Goldチケット *
Goldチケットにはドリンクカードが含まれていることをお知らせいたします。チケットを提示してチケット売り場の「前売りチケット」デスクで受け取ることができます。当日のチケット売り場の営業時間は、10:00から12:30までと、16:00から21:15までです。
受け取った後は、20:00から21:00まで開放されている劇場の庭園内の「予約された標識のある」エリアでお飲み物をお楽しみいただけます。
開演前にご利用いただけない場合は、最初の休憩時間中に、常に予約エリアでお飲み物をお楽しみいただけます。
つばめ
ジュゼッペ・アダーミ作の台本による三幕の抒情喜劇。アルフレート・マリア・ヴィルナーおよびハインツ・ライヒェルトの台本に基づく
音楽 ジャコモ・プッチーニ
初演 モンテカルロ、モンテカルロ大劇場、1917年3月27日
物語
『新グローヴオペラ事典』と『作曲家・人と作品 プッチーニ』を参照した。
第1幕
パリ、マグダの家のサロン。裕福な銀行家ランバルドの愛人として暮らしているマグダの家へ友人たちが集まり、詩人のプルニエが恋について話している。彼はピアノを弾きはじめ、自作のヒロイン、金ではなく愛を選んだドレッタについて歌うが、途中で詰まったところでマグダがそれを引き継ぎ、学生に恋したドレッタに託して自分の愛への憧れを歌う(「誰がドレッタの美しい夢を」Chi il bel sogno di Doretta potè indovinar?)。ランバルドは彼女へ真珠の首飾りを贈る。
マグダは女友達たちに、かつてブリエの店で恋に落ちた経験を話してみせる(「甘く清らかなひとときだった」Ore dolci e divine - 「お嬢さん、恋は花開いた」Fanciulla è sbocciato l'amore!)。ランバルドが友人の息子であるルッジェーロを連れて入ってくるが、それと並行してマグダの手相を見ていたプルニエは、彼女がいつか「つばめのように海を渡って、恋をする」と予言する。ルッジェーロがパリの夜を過ごすにはどこがいいかという質問にさまざまな提案が帰ってくるが、マグダの小間使いのリゼッテはブリエの店がいいと言い、一同はそれに賛同する。
客たちが帰ったあと、マグダは着替えのため部屋に入っていく。プルニエが戻ってきて恋人であるリゼッテと戯れ、リゼッテはマグダの帽子を拝借してプルニエと出かけていく。グリゼット(英語版)の身なりをまとったマグダが登場し、ブリエの店での恋に思いをはせながら出発する。
第2幕
ブリエの店。人々で賑う店へマグダが現れ、声をかけてくる学生たちをあしらいながら、一人でいたルッジェーロのテーブルに座り名乗らないままに話しかける。二人は会話するうちに距離が縮まり、ルッジェーロはマグダを踊りに誘う。ワルツが展開していき、その途中にリゼットとプルニエが現れる。踊り終わったルッジェーロとマグダは愛を確信し、マグダは「パウレッテ」Pauletteと名乗る。リゼットはマグダに気づいて驚くが、プルニエは人違いだと言って聞かせる。ルッジェーロがマグダへの愛を歌いだし、ほかの登場人物や合唱が加わりコンチェルタートとなる(「あなたのさわやかな微笑みに乾杯」Bevo al tuo fresco sorriso)。
突然ランバルドが店へ現れる。ランバルドが事情を説明するよう求めるとマグダは、新しい恋をしてしまいもう共にはいられないと告げ、ランバルドは引きさがる。プルニエの指示でいちど席を外していたルッジェーロが戻ってきて、マグダとともに店を出ていく。
第3幕
海岸の家。ルッジェーロとマグダは二人で幸福に過ごしているが、母親へ金の無心と結婚の承認を求める手紙を書いたとルッジェーロが話し、マグダは未来を思って不安にかられる。歌手になる夢を叶えられなかったリゼットがプルニエと口論しながら登場する。ふたたび小間使いとして雇ってほしいというリゼットの頼みをマグダが快諾すると、ランバルドは彼女のことを待っていると伝えてプルニエたちは退場する。
結婚を認められたと喜ぶルッジェーロが現れ、彼の母親からの手紙をマグダは読みあげる。息子が貞淑な妻を見つけて嬉しいと伝える文章を読んで絶望したマグダは自分の過去を告白し、彼の妻になるのにふさわしくないと告げて、すがるルッジェーロのもとから去っていく。