エジプトのジュリアス・シーザー

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JUL 2022

エジプトのジュリアス・シーザー

 

作曲:ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル

台本:ニコラ・フランチェスコ・ハイム

初演:1724年2月20日、ロンドンのヘイマーキット国王劇場

 

あらすじ

 

第1幕

アレクサンドリア近郊ナイル川に架かる橋

ローマの将軍シーザーは、政敵のポンペイウスとの戦闘に勝利すると、逃走したポンペイウス追ってエジプトにやって来た。エジプト人たちが合唱でそれを迎える。ポンペイウスの妻コルネーリアとその息子セストがシーザーのもとに現れ和平を申し出たので、シーザーはそれを承諾する。そこにエジプトの将軍アキッラがエジプト国王トロメーオからの貢物としてポンペイウスの首を差し出した。シーザーは嫌悪を覚えてアキッラを追い返す。コルネーリアはセストの剣を奪い夫の後を追おうとするが、シーザーの副官クーリオに止められ深く嘆く。悲嘆する母の姿を見てセストは父を殺したトロメーオへの復讐を誓う。

エジプト王宮内のクレオパトラの私室

トロメーオの姉でエジプトの共同統治者であるクレオパトラは真の女王になることを夢見ている。そこに従者のニレーノが現れ、シーザーとアキッラのやりとりを報告する。クレオパトラは自らの魅力でシーザーを籠絡し、その助けでエジプトの女王になろうと画策する。トロメーオが現れクレオパトラを牽制するが、反対に彼女から嘲弄される。残されたトロメーオのもとにアキッラが現れ、シーザーがトロメーオを非難していたと告げ、シーザー暗殺を提案し、成功の報酬にコルネーリアとの結婚を持ち出す。

ローマ軍の陣地

シーザーはポンペイウスの死を悼み、人生の無常に思いを馳せる。そこにクレオパトラが侍女リディアと偽って現れ、トロメーオへの不満を訴える。彼女の美貌に魅了されたシーザーは助力を約束する。コルネーリアが剣で自害しようとするが、セストに止められる。その様子を見たクレオパトラは2人の前に出てトロメーオを倒す協力を求め、ニレーノが手引きすると申し出る。

トロメーオの宮殿

トロメーオに招かれたシーザーは、暗にポンペイウス殺害を非難する。トロメーオはシーザー暗殺を心に誓いつつも、表面上は穏やかに接し、シーザーたちを王宮に案内する。アキッラがコルネーリアとセストをトロメーオの前に連れて来る。トロメーオはコルネーリアの美しさに見惚れるが、母子は彼を痛烈に非難する。アキッラはコルネーリアに自分の妻になれば母子とも自由にすると告げるが、コルネーリアは頑として受け入れない。衛兵たちが母子2人を引き離し、母子は嘆き合う。

 

第2幕

パルナッソス山の美しい森

シーザーがリディアとの逢い引きにやって来ると、美しい調べが響きわたる。徳の女神に扮したクレオパトラが現れ、甘く美しい歌を歌う。クレオパトラの思惑通り、シーザーはリディアへの愛をいっそう募らせる。

後宮の庭

アキッラが泣いているコルネーリアに愛を語るが、コルネーリアは再度拒絶する。トロメーオが現れアキッラを下がらせると、彼もコルネーリアを口説きにかかるが、コルネーリアに求愛を撥ね付けられ、怒りと欲望を募らせる。コルネーリアは自害を試みるが、ニレーノの導きで後宮に入って来たセストに止められる。ニレーノはトロメーオが後宮で無防備の時をねらって殺してしまいなさいと言う。セストは復讐を誓い、トロメーオの元へと向かう。

喜びの庭

寝室でシーザーはクレオパトラと愛を語らう。そこにクーリオが駆け込み、エジプト人たちの襲撃を報告する。クレオパトラは自分の正体を明かし、襲撃者たちを鎮めに向かうが暴動を抑えられない。彼女はシーザーたちに逃げ道を教えるが、シーザーは武器を持って戦いに赴く。残されたクレオパトラはシーザーを案じて天に祈る。

後宮の一室

トロメーオが妾に囲まれながら、コルネーリアに夜の白衣を与える。セストがトロメーオに襲いかかるが、アキッラが現れ彼の剣を奪い取る。アキッラはシーザーが逃げる途中で海に飛び込み、クレオパトラもローマ軍のもとに逃げていったと報告し、約束の褒美としてコルネーリアを望む。しかしトロメーオは約束を拒否してローマ軍との戦いに向かう。セストは絶望して自殺を試みるが、コルネーリアはそれを止め、ローマ軍に加わって戦うようにと諭す。

 

第3幕

港に近い森

ロメーオの態度に怒ったアキッラはクレオパトラに寝返る決心をする。クレオパトラの軍勢がトロメーオの軍勢に敗れ、クレオパトラは捕らえられる。クレオパトラが連行された後、海を泳いできたシーザーが現れる。セストとニレーノが通りがかり、瀕死のアキッラを見つける。アキッラは王に裏切られ死ぬ身であるからと言って、将軍の印をセストに渡し、軍を率いて王に復讐して欲しいと言い残して死ぬ。シーザーは2人の前に現れ、セストの手から印章を受け取ると再度戦いに赴く。セストも希望を取り戻し奮い立つ。

クレオパトラの部屋

兵士に取り囲まれたクレオパトラは死を覚悟している。そこへシーザーが兵を率いて彼女を救いに現れ、クレオパトラは喜ぶ。

王宮

トロメーオがコルネーリアに言い寄っていると、セストが現れてトロメーオを殺し復讐を成し遂げる。コルネーリアは息子の勇敢さを称える。

アレクサンドリアの港

勝利を収めたシーザーはクレオパトラとともに人々の前に姿を現す。セストがトロメーオの死を報告し、シーザーへの忠誠を誓う。クレオパトラはトロメーオの王冠をシーザーに渡す。しかしシーザーはクレオパトラこそエジプトの女王であると言って王冠をクレオパトラに返す。一同の歓喜の声で幕となる。

プログラムとキャスト

指揮者 ヴィレ・マトヴェイエフ(Ville Matvejeff

演出家・ドラマトゥルク マリン・ブラジェヴィッチ

セットデザイナー アラン・ヴケリッチ&マリン・ブラジェヴィッチ

衣装デザイナー サンドラ・デカニッチ

照明デザイナー Dalibor Fugošić & Marin Blažević (ダリボル・フーゴシッチ&マリン・ブラジェヴィッチ)

プロジェクション・デザイナー ドブリシャ・ラドヴァノヴィッチ&アラン・ヴケリッチ

振付師:ミケーレ・パストリーニ

リエカ交響楽団

リエカ・オペラ合唱団

クロアチア国立劇場バレエ団 Ivan pl. Zajc


出演者


ダイアナ・ハラー ジュリアス・シーザー

アナマリヤ・クネゴ クレオパトラ

ミカエラ・セリンジャー セクストゥス

ドゥブラフカ・シェパロヴィッチ・ムショヴィッチ コーネリア

ソニヤ・ルニエ プトレマイオス

ルカ・オルタル アチラ

フランコ・クリソヴィッチ ニレノ

イヴァン・シマトヴィッチ キュリオ

オラヴィ城

サヴォンリンナ・オペラ・フェスティバル(フィンランド語: Savonlinnan oopperajuhlat)は、フィンランドのサヴォンリンナで毎年夏に行われている国際的なオペラ音楽祭。

会場は1475年に建てられた湖上の要塞、オラヴィ城。オラヴィ城は「聖オラフの城」という意味。現存する石造りの城としてはもっとも北方にある。

 

オラヴィ城という軍事的拠点で初めてオペラが上演されたのは、フィンランド独立を遡ること5年前の1912年である。既にヨーロッパ・ツアーを行うなど名声を得ていたフィンランドのソプラノ歌手アイノ・アクテは熱心な愛国者だったこともあり、1907年より風光明媚なこの城をオペラ会場として目をつけていた。

こうしてアクテの指揮の下で始まったオペラ祭は以後5年間に渡って毎年夏に開催される。この間に上演されたのは、5回中4回がフィンランド人による作曲のオペラというものであった。しかし1917年以後は第一次世界大戦やフィンランド独立、翌年のフィンランド内戦などの混乱で中止となる。

その後歌唱の講習会が行われるようになって国際的なオペラ公演の必要性が主張されるようになり、1967年になってから再び開催されるようになった。この時はベートーヴェンのフィデリオが上演された。

再開後は新作オペラの初演も行われ、アウリス・サッリネンの」騎手」「王はフランスへ行く」「宮殿」、パーヴォ・ヘイニネンの「ナイフ」、エイノユハニ・ラウタヴァーラの「アレクシス・キヴィ」、カレヴィ・アホとオッリ・コルテカンガスの共作「時と夢」の6作品が上演されている。

現在では開催が1か月に及ぶ一大イベントに成長している。毎年の総動員数は6万人に達し、そのうち4分の1は外国からの観光客と見られている。

 

 

オラヴィ城への交通手段

 

オペラやコンサート会場へはサヴォンリーナ市内のいくつかのホテルより送迎バス(有料)をご利用いただけます。

 

バスルート/時刻表
 
18時00分:Malakias Summer Hotel (Hernemäki)

18時10分:Tott Hotel

18時15分:Seurahuone Hotel

18時20分:Spa Hotel Casino und Vuorilinna

18時25分:Pietari Kylliäinen Hotels

18時30分:Burg Olavinlinna, Linnankatu Altestelle.

 

公演終了後15分後より、オラヴィ城付近のバス停よりホテル行きのバスが出発します。

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